方言の種類と地域ブランドとしての魅力

方言の種類は大まかに、本土方言と琉球方言に分けられます。本土方言には東部方言・西部方言・九州方言と3つあり、さらに細かく分類すると東部と西部が5種類ずつ、九州が3種類に分けられています。琉球方言もまた、3種類に分けられます。そこからさらに弁や訛りといった細かい区分があり、方言といっても地域ごとに少しずつ変わっていきます。また、東北と九州で同じ方言の単語があるなど、分布に規則性がみられないこともしばしばあります。これは、方言ができた経緯を知ることで理解しやすくなります。もともと方言というのは、都から移住した人などにより口伝えで伝わったものが、それぞれの地域で発展し根付いたものです。昔は電話やインターネットなどがなかったため、言葉も全て人伝えでした。伝えられるうちに変化したり、地域ごとに流行る言葉が出てきたりして、それがその地域の方言や訛りとして定着したのです。

方言を話すことは人によって恥ずかしく感じることもあるかもしれません。しかし方言を話す人自体が減ってきている今、方言はむしろその地域のブランドとして、誇らしいものになりつつあるのではないでしょうか。旅行に出かけると、あえて方言が使われた看板やお土産品などをよく見かけますよね。方言によってその地方らしさがアピールされている方が面白がられるのかもしれません。また、方言には気取っていない・素朴・優しそう・かわいいというイメージを持つ人も少なくありません。

これからは方言を地域の魅力のひとつとして、その地域もしくは自分自身のアピール素材として使っていくのが主流になるかもしれません。